せっかく戸建てやマンションを新築で手に入れたのに、事情があって手放さなければならない事は可能性としてあります。
どうせ売却するならば、少しでも高く売却したいとお考えの方も多いのではないでしょうか?
新築である強みを活かして売却するのが基本ですが、知っておいた方が良い事はいくつかあります。
こちらでは、新築戸建てやマンションを少しでも高く売る為のポイントを5つご紹介しますので参考にされてください。
記事の目次
新築戸建てやマンションを高く売るポイント
中古の戸建てやマンションに比べると、圧倒的に新築の物件の方が人気ですが、高く売るには新築である以上の価値をつける事がポイントになります。
こちらには、新築戸建てやマンションを高く売る為のポイントをまとめてみましたのでご覧ください。
新築を多く取り扱っている業者の活用
例えば、新築の戸建てやマンションを売りたいと思っても、家の近くにある小さな不動産業者に頼んだ場合、なかなか売れないという事もあります。
今やインターネットの時代なので、発信力を持っている不動産業者にお願いするのが無難です。
しかも、新築物件を多く扱う不動産業者を活用すると、新築戸建てやマンションも早く売れます。
そういう不動産業者のサイトには、新築戸建てやマンションを欲しいお客さんが集まるからです。
新築を欲しがっているお客さんが多い不動産業者を活用してください。
新築であることをアピールする
新築戸建てやマンションを査定する時から、高く売れるかどうかが判定されます。
少しでも高い金額で売りたいなら、新築であることをアピールしてください。
お客さんが内覧に来た時も同じくです。
こだわりがある設備などをアピールする事で査定額がアップする事も多くなります。
なぜ、新築の物件を売りたいのかという理由も無難なものにすると更に売却価格が上がるポイントになるでしょう。
ホームステージングの活用
新築の戸建てやマンションは、それだけでも魅力的ですが、更に付加価値を付けるためにホームステージングを活用してみてください。
ホームステージングは、マンションのモデル展示場などでよく見かけるディスプレイで、アメリカでは、家を売る時に行う事が多いです。
家の印象をアップし、この家に住みたいという気持ちを掻きたててくれます。
特に、新築物件は短期間で売れますので、更に売却価格を上げるために行うと良いでしょう。
不動産査定サイトを複数活用する
現在、新築戸建てやマンションを探している人が多く利用しているのがネットです。
ネットの不動産サイトの中には、不動産査定サイトもありますので、そういう所を複数活用してみましょう。
一つの不動産査定サイトにしてしまうと比較ができませんので、できれば2つか3つの不動産査定サイトで査定します。
不動産査定サイトによっては、様々な無料サービスがある所もみられますので、上手に利用して高く売りましょう!
金額だけではなく、売却した後のフォローもしてくれるような不動産査定サイトがおすすめです。
新築戸建てやマンション売却と税金
新築戸建てやマンションを売却する場合次のような税金がかかります。
- 印紙税
- 譲渡所得税
- 住民税
新築戸建てやマンションなどの不動産物件を売却する場合、必ず、不動産契約が必要になります。
契約金額によって数百円から数十万円までの印紙代がかかりますので、チェックしておきましょう。
譲渡所得税と住民税は、新築戸建てやマンションを売った際に利益がでると払わなくてはなりません。
新築とはいえ、購入金額より売却金額が高くなることは稀ですが、新築マンションだと人気度によって譲渡所得税と住民税を払う事になる場合も見られます。
新築戸建てやマンションを売却する場合、短期譲渡所得(取得して5年以内)となるため
(所有期間5年以下):39%(所得税30%+住民税9%)
となるのです。
つまり、1,000万円の短期譲渡所得があれば、390万円もの所得税と住民税を支払う事になります。
税金がどれ位かかるという事も考えて売却する必要があります。
新築戸建てやマンションは時期を見極める
新築戸建てやマンションを売却するならば、時期も見極めなければなりません。
どうせ売却するならば、誰でも高くなる時期に売りたいからです。
不動産は、時期によって高く売れる場合がありますが、時期を見過ごして、売り時を逃してしまう事もあります。
こちらでは、新築戸建てやマンションの売却時期についてご紹介します。
春と秋が新築戸建てやマンションの売り時
新築戸建てやマンションを売るなら、少しでも高い時期に売った方が良いという人も多いです。
そういう方には春か秋に売却される事をおすすめします。
1年の中で1番不動産売却数が多くなるのが3月です。
次に4月、7月も若干入りますが、9月がまた増えます。
つまり、春と秋に売却件数が増えるので高く売れる可能性もアップするのです。
春は人事異動の季節で、転勤される方などが新しい家を購入したいと考えます。
特に、新築戸建てやマンションの場合、即決で買う人も多くなり、気に入れば、かなり高い値段でも買うのです。
春と秋が売却時期としてはよいのではないでしょうか?
築年数を考えて売却時期を急ぐ
新築で全く使っていない戸建てやマンションでも、放置しておけばどんどん築年数がたちます。
築年数が経つと使用していなくてもどんどん価値が下がりますので注意が必要です。
築1年の物件と築3年の戸建てやマンションだとかなり価値が変わってくるので、できるだけ早く売ることも考えましょう。
ただし、売り急ぐと失敗するので、築年数を経過させない為に早めに売却する努力を怠らないようにしてください。
信頼できる不動産業者を見つける
新築戸建てやマンションを売却する時に、一番のポイントと言えるのが信頼できる不動産業者を見つけられるかどうかです。
不動産業者と一言で言っても、ピンからキリまであり、あまり良くない不動産業者に依頼すると、新築で条件が良いはずなのに売れないという事も多いです。
個人の不動産業者と専属契約などを結ぶのは、新築の場合おすすめできません。
できるだけ、多くの人に一度に告知した方が高く早く売れますので、大手の不動産業者に売ってもらった方が良いです。
大手の不動産業者の支店などが近くにあるなら、訪ねて色々話をしてみるのも良いですが、多忙な方は、ネットの不動産査定サイトを利用しましょう。
1軒だけではなく、複数社の査定金額がわかるだけではなく、大手不動産業者とアポイントを取ることが簡単にできます。
良い不動産査定サイトなら、不動産業者との仲立ちもしてくれるので、何かトラブルが発生した時も安心です。
評判の良い不動産査定サイトをいくつかピックアップして利用すれば、効率よく信頼できる不動産業者を探せます。
まとめ
新築戸建てやマンションを売却する事は、不動産業に携わっていない限り、人生の中でも早々多くありません。
経験が無い為、不動産業者に丸投げする人も多いですが、後からかなり安くで売却していたという事にもなりかねないのです。
後悔しない為にも、きちんと比較して高い金額で売れるようにしなければなりません。
不動産を上手にうるなら、上記のポイントを押さえておくと安心です。
できれば、不動産査定サイトを活用して判らない事は相談できるような体制を整えておいてください。