SUUMOはリクルートホールディングスが運営する不動産のポータルサイトです。
日本最大級とあるように、賃貸はもちろん、マンションや戸建ての売買、リフォームも含めて全国の不動産情報をネットで展開しています。
不動産の売却と言ったら、その第一歩は査定です。
SUUMOで売却査定にはどのような特徴があるのでしょう?
口コミや評判をもとに、SUUMOならではのメリットやデメリットも合わせて考察してみます。
記事の目次
SUUMO(スーモ)は日本最大級の不動産ポータルサイト
不動産に関するあらゆる情報を網羅しているSUUMOですが、不動産を売却には特に力を入れています。
トップページに「不動産売却」というボタンがありますから、そこから先に進んでみましょう。
不動産査定は必要?
不動産を売るときは、まずは売出し価格を決めます。
自分の希望価格で出してもよいのですが、相場よりも高いと売却まで時間がかかってしまう可能性が高くなります。
高めに売り出しても、売れないとどんどん値段を下げざるを得なくなります。
時間がかかっても構わないならそれでも良いかもしれませんが、3ヶ月、長くても1年で売りたいなら、売れる値段を知る必要があります。
そこで経験を積んだノウハウの積み重ねがある物件売買のプロである不動産会社に相談して、現実的に売れそうな値段を教えてもらうのが売却査定です。
不動産査定の基準
売主としては高値をつけたくなるものです。
でも査定で、物件をいくらで売却に出すべきかを不動産会社に見積もってもらうと、実際に売れる値段のイメージが見えてきます。
不動産会社の行う査定の基準とは何なのでしょう?
査定の基準となる要素はいくつかありますが、今回は中古マンションで考えてみます。
ロケーション
所在地により、売買価格はある程度決まります。市町村や路線や駅で、だいたいの相場があります。
最寄駅が同じマンションと比較すると、相場観を養うのに役立ちます。
駅から離れるにつれ、一般的には査定額が下がります。
周辺環境が良いと、住みやすさから人気が出ます。
買い物が便利、学校が近い、公園や病院がある、閑静な住宅地など住環境の良さはプラスになります。
広さ
マンションの広さは通常66.00㎡などと表示されますが、不動産の大きさの単位として、よく「坪」が用いられます。
1坪は3.3㎡で、畳の約2畳分です。たたみの大きさも現代では様々ですが、目安として覚えておくと便利です。66.00㎡は20坪になります。
坪単価は、不動産価格の単位として頻繁に利用されるので、覚えておくと便利です。
人気のあるところは坪単価も高いです。坪単価が100万円の66.00㎡マンションは2,000万円ということになります。
坪単価は、マンションだけでなく、土地や戸建てでも使われます。
築年数
マンションは新築時がもっとも価格が高いのが一般的です。新築でも一度入居すれば中古マンションです。
中古マンションは、特に土地価格などが上昇する特別な要因がなければ、年数の経過とともに少しずつ価格が下がっていきます。
築20~25年までは売却価格は下がり続けますが、その後はしばらく比較的安定すると言われています。
階数や方角
広さと坪単価だけでも大まかな売却査定はできますが、より正確な査定のために必要なのが階数や方角です。
ほとんどの場合、2階以上は上階に行くにつれて価格が高くなる傾向があります。
一階については、道路や敷地との隣接状況や庭があるなしなど部屋周辺の条件に左右されるため、物件ごとに異なります。
方角もやはり南向きは日当たりが良いと人気があるため、査定の際はプラスです。逆に北向きは敬遠されるようです。
室内の状況
間取りなどは図面で確認できますが、室内の状況は入ってみないとわかりません。
リフォームが必要な部屋もあるでしょう。
売るにあたって、リフォーム代を差し引いて売却価格を決める人もいます。
逆にリフォームして部屋をきれいにしてから売り出す人もいます。
大規模マンションなどでは、同じタイミングで同じような間取りの部屋が売りに出る場合もあります。リフォーム済みの美室だと有利になります。
なお、査定の際には不動産会社は実際に部屋を訪れて、現況を確認します。
そうすることで、物件を正しく把握し、それに基づいて査定を行います。
取引事例
不動産会社が査定する際には、同じマンション内、あるいは近隣のマンションの最近の取引事例などを参考にします。
近隣の最近の取引事例の数が多いと、査定価格の確度が上がります。
最近の実際に取引された価格動向は大いに参考にしたいところです。
SUUMO(スーモ)の不動産売却査定
このように査定の基準はあるものの、査定は不動産会社の情報や経験に基づいて行われるため、会社により違いがあります。
三社に頼めば、三社とも異なった査定額を出してくる可能性もあります。
その差が数百万ということも有り得ます。
査定をもとに売出し価格を決めて、媒介契約を結んで売却活動に入ります。
ですから査定先選びは、自分のマンションを売ってくれる人を決めるための第一歩です。信頼できる不動産会社探しが大切な鍵となります。
どの不動産会社に査定を頼むか?そんなときに頼りになるのが不動産査定サイトです。
SUUMOでは、売却査定にあたって、三社の査定を受けることをお勧めしています。いわゆる「あいみつ」です。
どうしてその金額になるのか、算出の根拠は不動産会社によって異なります。
その理由を聞くことで、適正な相場感を養うことができます。
大手ネットワーク
大手不動産仲介会社はネットワーク力があります。
エリアを限定せずに物件探しをしている人、遠隔の土地から購入を検討している人などは大手の情報力が大いに力になるでしょう。
物件に近い
物件に近い不動産屋さんは、その地域を拠点としています。
ですから地域を良く知っていますし、自分の活動拠点である地元を大切にしています。
その物件に売却実績がある
過去にしっかりした実績があると、安心して任せることができます。
不動産についても同様で、売却してことがあるなら、その物件を売るコツやノウハウを知っているかもしれません。
規模の大小にかかわらず、早く売りたい人は売却実績があるところも候補に入れると良いでしょう。
査定から売却へ
査定と売却
査定を頼んだら、必ずしもそこの会社に売却を頼まなければいけないのでしょうか?
そんなことはありません。まずは査定に来てもらい、それをもとにどこの会社に不動産会社にするかを検討します。
売却は、一社だけに絞って依頼することもできるし、複数社に頼むこともできます。
SUUMO(スーモ)の無料売却査定
SUUMOでは、郵便番号を入力するだけで、無料査定をしてくれる不動産会社を知ることができます。
試しに「無料売却査定」を入力したところ、76件の会社が表示されました。
76の不動産会社について写真入りの紹介文があり、それぞれの会社の様子を知ることができます。
一番上位に表示された会社は「このエリアの販売実績が124件」ありました。
候補の会社にチェックを入れて、「無料査定を依頼する」ボタンをクリックすれば、問い合わせ情報の入力画面になります。
「買い取り制度あり」「賃貸サポート可」などの条件を入れて、さらに絞り込むこともできます。
SUUMO(スーモ)の口コミ&評判
SUUMOの売却査定を実際に利用した人の声を集めてみました。
査定額に大きな差
マンションを買い換える際に利用しました。少しでも高く売るためには時間と労力はかかりますが複数の不動産会社から査定をもらうことが大切です。
ちなみに私は最大で500万円も査定額に差がありました。
(45才・男・会社員)
SUUMOでは三社から査定を受けることを推奨していますが、もちろん、それ以上の会社から査定してもらっても問題はありません。
査定を重ねることで、相場観が養えるので自然と売れる値段に納得感が出てきます。
スマートフォンでも申込みができた
SUUMOさんはスマートフォンでも申込みが出来たので便利でした。
仕事が忙しいので、このように電車のなかでサクっと申込みができるのは需要が高いと思います。
地域密着型なため、査定結果がより信憑性のあるものだとおもいました。
(52歳・男・会社員)
スマホで「スーモ 売却」で検索すると、SUUMOの売却査定のページが一番上位に表示されます。
物件の郵便番号を入力するだけで不動産会社選びをできるので、わかりやすくスピーディな印象です。確かに数分あれば申込ができそうです。
実際に売却しました
良かった:こちらの立場になって考えて頂いて、色んな話もして頂けて、とても参考になりました。
物件に関しても、大変、知識が豊富で、提案もたくさんして頂けたので、選択の幅も広がりました。
今後ともよろしくお願いします。気になった:特にありません。
(40代・男性・会社経営)
実際にSUUMO売却査定で選んだ不動産会社を利用して、売却に至った人のコメントです。
実際の売買を通じて専門家の力を感じたようです。知識が豊富な不動産の専門家とともに売却できて良かったですね。
不動産会社がどんな売却活動を行う予定なのかは、査定の際に十分に確認しておきましょう。不動産会社選びの大切なポイントです。
不動産の売却は、査定から始まります。査定を通じて不動産会社を選ぶことになるので、査定の段階から、頼れる不動産会社にお願いしましょう。
数ある不動産会社のなかから、自分とともに売却成約というゴールを目指して一生懸命になってくれる不動産会社と出会えると良いですね。
SUUMOの無料査定を使ったら、すぐに多数の候補が見つかります。