家は定期的にメンテナンスが必要ですが、築年数が経つと外壁塗装をしなければなりません。
家のメンテナンスでも出費がかなり高く、数百万円程かかることもありますが、失敗しない為にはどのような点に気を付けなければならないのでしょうか?
今回は、外壁塗装の内容や業者の選び方、見積もりの上手な取り方や値切り方についてもご紹介します。
記事の目次
家の外壁塗装とは?
家を維持する為には外壁塗装が重要だとよく言われます。
外からのしっかりと塗装する事で家を守ってくれますが、そもそも外壁塗装とはどういうものでしょうか?
外壁塗装の基本情報について考えてみましょう。
築年数で外壁塗装が必要?
家は、建てたら終わりという訳ではなく、定期的なメンテナンスが必要ですが、外壁塗装に関しては、10年前後で行う人が多いようです。
家も新築当初は問題ありませんが、風雨などにさらされる事により、壁などが劣化して塗装が剥げたり割れたりします。
このような劣化が進むと、雨漏りやシロアリの原因になってしまいますので、放置せずに外壁塗装を考えてください。
場所によっては10年と言わず、6年くらいで外壁塗装をする家もありますし、築15年位になってから外壁塗装をされる方もいます。
家の状況などによってもメンテナンスに差が出てきますので気を付けましょう。
家の場所で外壁塗装の期間が短くなる?
例えば、湿気が非常に強い場所と潮風が1年中吹き付ける所、気温も湿度も平均的で、風もあたらない場所では、どこの外壁塗装が長持ちするでしょうか?
潮風がずっとあたる場所より風などがあたらない所の方が外壁塗装も長持ちする事が予想されますし、湿気が非常に強い場所だと、外壁もですが、カビなど、家の中から問題が発生する事もあるのです。
どれくらい、家の外壁が痛んでいるのか?専門家でないと判らない部分もありますので、きちんと調べる必要があるでしょう。
潮風がずっとあたるような場所は、外壁塗装も傷みやすいので、10年も持たない可能性が強いです。
心配な場合や、外壁が剥がれるなどの予兆がある場合、早めに見てもらってください。
家の外壁塗装工事の期間
家の外装は、塗って終わりではありません。
まずは、今付いている家の汚れを落としたり、足場を組んだり、養生期間などもあります。
通常で早ければ1週間ほど、遅ければ2週間ほど外壁塗装期間がかかりるのです。
また、家の大きさによって期間はかなり違ってきます。
家が大きければ、期間も長くなりその分費用も上がるのです。
家の外壁塗装はどれ位の費用?
家の外壁塗装を行う方は、多くの場合、屋根も同時に塗装します。
屋根も外壁と同じく風雨にさらされるので、外壁塗装を行う際は屋根塗装込みの値段になっていることが多いのです。
外壁塗装と屋根塗装を合わせ、坪数と塗料のグレードで更に金額が変わってくるでしょう。
同じ30坪の外壁塗装でも、グレードが低いアクリル塗料などを使っている場合、100万円程で住む場合もあります。
逆にグレードの高い光触媒塗料などを使うと、160万円以上かかることもあるでしょう。
外壁塗装業者の中には、一式で塗装の内容を教えない所がありますが、金額をごまかしている場合も多いです。
きちんと塗料や外壁塗装の内容を確認してください。
家の外壁塗装業者の選び方
家の外壁塗装を失敗しない為には、良い塗装業者を選ばなければなりませんが、どうすればよいのでしょうか?
外壁塗装の会社の探し方や選び方のポイントについてご紹介します。
地元で評判の業者を選ぶ
家の外壁塗装を考えているならば、まずは、外壁塗装業者をリサーチしておきましょう。
例えば、近所で外壁塗装工事をされているような家があるならば、そちらで業者の事を聞いても良いですし、知っている人や親戚に聞いてみるのも良いです。
地元でも口コミ評判が良い外壁塗装業者を選べば、失敗する事は少ないでしょう。
できれば、知人の人でその業者を知っているような人がいれば、紹介してもらうのが一番です。
人からの紹介ならば、業者の方もサービスしたり、ふっかけたりしません。
一石二鳥ですので試してみましょう。
飛び込みの外壁塗装業者は高い
よく、住宅街などをターゲットにして外壁塗装業者の営業が回っています。
そういう営業と契約した場合、トラブルになることが多いのです。
塗装料金を高く請求されたり、お金を払ったのに塗装をしてくれなかったりするような悪徳業者もいます。
中には、飛び込み営業する業者でも良い業者がいるかもしれませんが、すぐに契約はせず、まずは見積もりをもらった方が良いのです。
飛び込み営業の外壁塗装は高いと思って用心しましょう。
外壁塗装業者から見積りを取る方法
家の外壁塗装業者を選ぶとき、一番のポイントとなるのが見積りだと思ってよいでしょう。
なぜなら、見積りを見ればその業者が信頼できる業者かどうか一目瞭然だからです。
見積りを外壁塗装業者からどのようにして取るのかご紹介します。
外壁塗装業者を探す
まずは、地元の外壁塗装業者を口コミで探し、ネットでも同時に探してみましょう。
ネットで外壁塗装業者を探すとかなり離れた場所にある業者も見つかります。
必ず、業者のホームページを確認する他、口コミや評判などもネットで調べてみましょう。
あまり評判のよくない業者は、後からトラブルになる可能性も高いので気を付けてください。
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見積りは必ずチェックする
外壁塗装業者に見積もりをお願いしたら、金額だけを確認するだけではなく、内容も確認しましょう。
例えば、外壁塗装と屋根塗装などの内容などを明かさず、一式などで済ませてしまうような会社は信用できません。
もしこのような見積もりを出されたら、
- どんな塗料を使っているのか?
- 工事費用の内訳はどうなっているのか?
を確かめた方が良いです。
詳しい内容を出さない場合は、高い金額になっているケースも多いので必ず確かめましょう。
内容が判らない場合は、判る人に聞いて確認するくらいの方が安心です。
複数の外壁塗装業者から見積りを取る
外壁塗装業者の見積りを取るならば、1軒の業者だけではなく、少なくとも3軒程の外壁塗装業者見積りを取って比較しましょう。
どうしてかというと、業者は他の見積りを取っているという事を知ったら、自分の所で工事をしてほしいので、安くしたりサービスをしてくれたりするからです。
最初の金額より見積りがどんどん下がる可能性もありますので試してみましょう。
複数業者の見積りは、金額だけで決めてしまうと失敗する事もあります。
内容がどうなのか確認してから決定しましょう。
外壁塗装を値切る方法
外壁塗装の業者をある程度見積りで決めたら、更にお得になるように値切ることをおすすめします。
最初に外壁塗装業者が出す見積りは、値切られる事も見越して高めに設定されていることがあるのです。
そのままOKすると、外壁塗装業者は大喜びするので、値切ってみる事をおすすめします。
案外すんなりと見積り金額が安くなるのでびっくりする人が多いでしょう。
こちらでは、外壁塗装費用を値切るポイント別に分けて紹介しています。
最初の見積価格で決めない
外壁塗装業者は、最初の見積り金額で契約できると思ってない事が多いのをご存知でしょうか?
お客さんによっては、何度も見積りを出し直してくれという人がいるので、最初に出す金額は、少し高めになっている場合が多いのです。
例えば、知人の紹介などで見積りを取ると、2回目位の見積り金額になっていて、数万円位安くなっていることもあるでしょう。
外壁塗装業者は、若干余裕を持って見積りを出していますからダメもとで値切ってみる事をおすすめします。
最初の見積りで決めずに、何度か値切ってみましょう。
他の業者の価格を言ってみる
外壁塗装料金を値切る時に、一番効き目があるのが他の業者の影をちらつかせることです。
業者の方は、契約を取りたくて必死に営業して来ることもあります。
複数の外壁塗装業者から見積もりを取っておけば、相手の外壁塗装金額をいう事で競争が起こり値段を下げることに成功するでしょう。
特に、同じくらいの塗装内容で気に入った方が少し高めの場合、この方法を使って見て下さい。
無理難題をできるだけ言わない
外壁塗装業者に見積もりを取る段階から無理難題を言っておいて値切られると、業者の方があきらめてしまう場合があります。
業者も面倒くさいお客さんの契約をわざわざ取り、時間がかかるよりも他のお客さんで高く契約できる所の方が良いからです。
見積りを取るまでは、色々言わずに、値切る時にしっかり交渉した方が良いでしょう。
契約がきちんとできてから要望などをしても良いですが、要望次第では見積りより高くなることもありますので、そこだけ気を付けてください。
まとめ
外壁塗装は、そんなに何回も行わないので、どれ位が相場でどのような業者が良いのか判らない事も多いです。
ネットなどで調べても限界がありますので、地元の人の評判にも耳を傾け、最終的には見積りで決めてください。
見積り内容をごまかすような業者があれば、内容を確かめ、値切ることがポイントです。
業者にも悪い印象を与えず契約で切れば、家の外壁塗装も失敗しません。