「大きなキッチンが欲しくなった!」とか、「介護が必要になったから段差をなくしたり、手すりをつけよう!」とか、「子供がひとり立ちしたので、子供部屋をオーディオルームにしよう!」などなど、住宅リフォームをする人が増えています。
住宅リフォームで重要なのは、あなたのイメージとリフォーム業者です。
リフォーム業者選びに失敗してしまうと、あなたのイメージ通りのリフォームにならないどころか、欠陥住宅に変わってしまうかもしれません。
また、最悪な場合には、工事が完了しないままリフォーム業者が倒産してしまう。なんてこともあるかもしれません。
この記事では、信頼できるリフォーム業者の探し方や、上手な見積もりの取り方などについて解説します。
チェックできるだけ安いリフォーム業者を探すならば、リフォーム見積もり比較サイトがおすすめ
リフォームはまずご近所のリフォーム業者を探しがちですが、今はリフォーム料金をより多くの業者から比較するサイトがあります。
複数業者を比較するだけでも、通常の相場から50%以上安くなることもあるので、まずは一括見積もりをすることから始めてみましょう。
見積もり自体は無料で、できるのでまずは検討材料を増やすために利用してみることをおすすめします。
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記事の目次
一概にリフォーム業者と言っても様々な種類の業者があります
住宅リフォームを検討する際、まずはリフォーム業者を探す必要があるわけですが、一概にリフォーム業者と言っても様々な業者があります。
リフォーム業者として決まった定義はなく、リフォームに関わっている業者が全てリフォーム業者と呼ばれます。
建築業界の構造として、1社が全ての工事を担当するとは限らず、施主が契約するのは1社であっても、複数の会社が関わることが多いです。
場合によっては、下請け、孫請けなどの業者が関わることも考えられます。
リフォームする場所が、外観なのか、玄関なのか、キッチンなのかによって、選ぶリフォーム業者が変わる可能性があります。
また、住宅全体をフルリフォームする場合は、一部分をリフォームする場合とは違うリフォーム業者を選ぶ必要が出てきます。
リフォームを取り扱う業者としては次のような会社があります。
- リフォーム専業会社
- 住宅メーカー
- 工務店
- 専門工事業者
- 設計事務所・デザイン事務所
- リフォーム業界以外の会社
リフォーム専業会社で全国展開している会社はあまりありません。
多くの会社は、自社では設計・施工せず、リフォーム物件の地元の工務店や専門工事業者に発注することが多いです。
住宅メーカーは、全国展開している会社が多くあります。
主に新築物件の建築や販売をしているので、リフォームはグループ会社が担当することが多いです。
有名な会社も多いため、安心して発注することができます。
ただし、自社で新築した物件のみをリフォーム対象としている場合もあるので注意が必要です。
工務店は、地域に根差した経営を行っている会社が多く、新築からリフォームまで万能な会社が多いです。
依頼内容によって、自社で設計や施工したり、必要に応じて他の会社へ発注して、全体の施工を管理することもあります。
また、住宅メーカーやリフォーム専業会社に依頼しても、実際に設計や施工するのは、地域の工務店であることも多いです。
専門工事業者は、特定の専門分野を請け負う会社で、例えば電気工事業者や左官屋などが当てはまります。
工務店などの下請けで、施工を担当することが多いのが特徴です。
設計や複数業者と協業は苦手な会社が多いようですが、のリフォーム目的が専門工事業者1社にとどまるものであれば、リフォーム費用が安くなる可能性があります。
設計事務所・デザイン事務所は、施主の希望を設計・デザインする会社です。
デザイン性の高いリフォームを希望するのであれば、設計事務所・デザイン事務所がおすすめです。
ただし、設計士・デザイナーとの相性が大きなポイントになりますので、見極めが重要です。
実際の施工は、工務店や専門工事業者が行い、設計事務所・デザイン事務所は、工事監理を行います。
リフォーム業界以外の会社には、大手家電量販店、大手スーパー、ホームセンターなどが当てはまります。
リフォーム専業会社や住宅メーカーと同様、自社では設計・施工しませんが、候補の一つとして考えてもよいでしょう。
リフォーム業者を選ぶポイント
リフォーム業者を選ぶポイントに規模は関係ない?!
規模が大きいリフォーム専業会社や住宅メーカーの中には、名前が広く知られている業者も多くあります。
しかし、実際にはリフォームする物件に近い業者が設計・施工します。
したがって、担当者や、実際に設計・施工する下請け業者によってリフォームの成功・失敗が左右されます。
規模が大きいからとか、大手だからといった理由ではなく、担当者の対応、リフォームプランの提案力、施工後の保証などで判断する必要があります。
地域に密着した工務店では小回りが利く分、何かあった場合、すぐに対応してくれる可能性もあります。
きちんとした実績があるリフォーム業者かどうか?
希望するリフォームプランを明確にしておく必要がありますが、その希望するリフォームの実績がある業者なのかどうかが重要なポイントになります。
規模が大きいリフォーム専業会社などでは、実際の設計・施工は下請け業者に発注するわけですから、希望するリフォームの実績があれば、たとえ下請け業者が初めての設計・施工であっても、うまく工事監理してくれます。
見極めるためには、リフォームプランの提案の数と質を確認すると良いでしょう。
良いリフォーム業者であれば、納得のいく数と質のリフォームプランを提案してくれることでしょう。
一方、地域の工務店は、リフォーム専業会社などの下請け業者になることもあるため、複数の会社からの下請けを受けており、工事実績が豊富な可能性もあります。
また、横のつながりが強く、場合によっては、希望するリフォームの実績が豊富な業者を紹介してくれる可能性もあります。
費用が安いリフォーム業者は要注意
住宅リフォームをする場合、複数の業者の見積もりを取って比較することは重要です。
住宅リフォームには費用がかかるので、安く抑えたい気持ちは理解できます。
しかし、極端に費用が安い業者には注意が必要です。極論を言えば、複数業者で見積もりを取って、一番安いリフォーム業者への依頼は断るくらいの気持ちが大切です。
複数のリフォーム業者に見積もりを取ると、各社違った条件や形式の見積もりを持ってくるでしょう。
ここで重要なのは、同じ条件で見積もりを比べることです。わからない点があれば、しっかり質問すること、条件を同じにした見積もりを要求することが大切です。
同じ材料で、同じ設備で、リフォームするのに、費用が安いのは、どこかに安い理由があります。
例えば、一部の人材が職人ではなくアルバイトであったり、塗料の調合がおかしかったり、最悪の場合手抜き工事を想定している可能性があります。
業界団体へ加盟しているか?
リフォーム業者の信頼性を確かめる方法の一つとして、業界団体へ加盟しているかどうかを確認する方法があります。
リフォーム業者に関する業界団体は多数ありますし、加盟していることでリフォーム業者の資質や施工能力が全て計れるわけではありませんが、どの団体も消費者への信頼性向上を目的としており、悪質な業者に関わらない助けになります。
代表的な業界団体は次の通りです。
- 日本住宅産業リフォーム協会
- 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合
- ベターライフリフォーム協会
- マンションリフォーム推進協議会
各業界団体に加盟しているかどうか確認するには、担当者の名刺や、事務所の加盟章などを確認しましょう。
保障やアフターサービスはどうなっている?
リフォーム工事完了後の保証やアフターサービスも、リフォーム業者を選ぶポイントになります。
費用が少し高くても、保証やアフターサービスが納得できるものであれば、選んでもよいでしょう。
保証として最も安心できるのは、国土交通省が指定している保険「リフォーム瑕疵保険」に加入しているケースです。
この保険は、リフォーム完了後に、第三者である検査機関が検査を行い、保険期間に瑕疵が見つかった場合、瑕疵部分の修理費用などが保険金が支払われます。
第三者の検査が行われるので、リフォーム瑕疵保険に加入する業者は、安心できるリフォーム業者と言えます。
また、リフォーム業者や業界団体独自の保証やアフターサービスを受けることができる場合もあります。保証・アフターサービス内容は、様々ですが、数年間施工結果を保証するものが一般的です。
これに加えて、アフターサービスとして定期点検を行うリフォーム業者もあります。
なお、民法上、リフォームも瑕疵担保責任の対象となるため、保証やアフターサービスが無くても、依頼したリフォームに瑕疵があれば、無条件でリフォーム業者に対応を求めたり、損害賠償を求めることが可能です。
リフォーム費用が安くなる理由に、保証やアフターサービスがないことであることが明確で、あなたが納得できるのであれば、選択肢として考えられるでしょう。
リフォームは大きな費用が掛かります。上手にリフォーム業者選んで、あなたが希望した通りのリフォームが完成することを応援しています。
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リフォームはまずご近所のリフォーム業者を探しがちですが、今はリフォーム料金をより多くの業者から比較するサイトがあります。
複数業者を比較するだけでも、通常の相場から50%以上安くなることもあるので、まずは一括見積もりをすることから始めてみましょう。
見積もり自体は無料で、できるのでまずは検討材料を増やすために利用してみることをおすすめします。
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