キッチンリフォームをされたい人の多くは、できるだけ安くしたいと思っている場合が多いです。
しかし、安くすることをメインにすると、リフォームする目的である便利さの向上が減ることも多いです。
良い業者に安くリフォームを行ってもらうのが一番ですが、安くて良い業者を選ぶコツとはどんなことでしょうか?
リフォームにかかる費用やリフォーム期間、システムキッチンの種類等もご紹介します。
記事の目次
キッチンはどれくらいでリフォームが必要か?
キッチンをリフォームしようと思った時、一般的にはどれ位でリフォームするのか気になる所です。
こちらでは、キッチンの寿命やどのタイミングでリフォームした方が良いのかという事をご紹介いたします。
キッチンはどれくらいもつ?
毎日使うキッチンですが、キッチンはどれ位持つのでしょうか?
キッチンの寿命は、通常10年から13年と言われています。
10年も使うと、流し台は使えても付属する設備などがダメになることが多いのです。
特にメンテナンスをしていないとか頻繁に使用している場合、寿命が短くなるでしょう。
キッチンを取り付けてから10年以上経つならば、キッチンのリフォームを検討してください。
不便になったらリフォームする
例えば、家族が増えキッチンが手狭になったり、使っている設備がよく故障したりするならば、キッチンのリフォームを考えた方が良いでしょう。
毎日使うキッチンですから不便なのを我慢し続けて使うより、思い切って変えた方が良い場合もあるのです。
特に使っている人が高齢になると、キッチンの天袋に届かなくなることもあります。
無理するとケガの元になることもがあるので、不便だと感じたら部分的でもキッチンリフォームをした方が良いでしょう。
家のリフォームと一緒に行う
キッチンの寿命が切れる頃は、家のリフォーム時期と重なることが多いです。
お風呂場や外壁などリフォームの計画があるならば、同じ業者でまとめて行った方が安くなることもあります。
毎年どこかをリフォームする人もいますが、まとめて行うと数十万円程安くなることも多いので、検討してみましょう。
キッチンのリフォーム費用について
キッチンのリフォームをお考えの方は、費用面が心配ではないでしょうか?
一般的なキッチンリフォームの費用やレベルによって費用が変わってくるという部分をご紹介します。
キッチンのリフォームはいくらぐらいかかる?
現在、キッチンのリフォームを行おうとするとシステムキッチンで提案される事がほとんどです。
システムキッチンは、全ての機能が一緒になっているものですが、個別に購入するより安くなりますし、デザインも統一されます。
システムキッチンの相場としては、種類によって50万円から150万円位です。
スタンダードのシステムキッチンで100万円ぐらいだとお考えになればよいでしょう。
キッチンの種類で費用が上がる
システムキッチンには、種類が大きく分けて4つあります。
I型キッチン・L型キッチン・対面型キッチン・アイランドキッチンの4つです。
I型キッチン・L型キッチン・対面型キッチンは従来のキッチンスタイルで、価格は100万円前後になります。
新築住宅などで、近年希望が多いキッチンがアイランド型です。
部屋を有効活用でき、子供さんの面倒を見ながら料理ができると好評ですが、従来型のキッチンに比べると価格が高くなり、100万円以上の事が多いでしょう。
家族の状況や台所の広さに合わせてキッチンの種類が限定される事もあります。
システムキッチンの機能
システムキッチンの機能には、次のような便利な機能があります。
- シンクの材質
- カウンタートップ
- スライドキャビネット
- クイックポケット
- ダブルストッカー
- 食洗器
- 加熱調理機(ガス・IH)
- 換気扇
- レンジフード
全部の機能がついたシステムキッチンだとかなり高額になります。
メインの機能をいくつか選び、後は予算内で付けられるのかでシステムキッチンを選ぶと良いでしょう。
食洗器や加熱調理機などの設備は、種類によってさらに値段が変わりますので内容をきちんと確認してください。
キッチンリフォーム業者を選ぶコツ
キッチンリフォームが成功するかどうかは、業者の選び方だという人もいます。
業者を選ぶときにはどのようなこつがあるのかご紹介しましょう。
1つの業者にこだわらない
キッチンリフォームをされる方の中には、一つの業者にこだわる方もいます。
有名メーカーなどに依頼すれば、確かに品質の良いキッチンをリフォームすることができるでしょう。
しかし、その分費用が高くなり、予算が150万円以上になる場合もあるのです。
予算がいくらかかっても良い場合は別ですが、安くキッチンリフォームをしたい場合は、1つのメーカーにこだわらない方が無難です。
個別の費用を提示してもらう
よく、キッチンリフォームの見積りでは、リフォーム料金一式ということで、総額しか伝えないことがあります。
出来上がった後、システムキッチンは安っぽい物で工事費をものすごく高くしていたというトラブルも多いので、見積もりをもらう時は、それぞれ個別の費用を提示してもらうと良いでしょう。
システムキッチンの型番で調べれば、大体の金額が判ります。
型番を教えないとか、個別の費用を教えてくれない業者は、良くない業者だと思ってよいので、見積りの時点で怪しい場合は断った方が良いです。
飛び込み業者と契約しない
キッチンリフォームをする人の中には、飛び込み営業の業者と契約する人がいます。
営業トークに乗せられて契約してしまう事もありますが、最初の話しとは違って、後から様々な請求をされる事があるでしょう。
飛び込み営業のキッチンリフォーム業者は、一般的な業者より高い事が多く、古い家を重点的に営業しています。
ちょうどキッチンリフォームを考えていたとしても、すぐに契約せず、見積書をもらう程度にしておきましょう。
複数業者の見積りをもらって比較してから決めないと後からトラブルになることも多いです。
キッチンリフォームの流れと施工について
キッチンリフォームの業者を選ぶ前に流れと施工について知っておいた方が良いでしょう。
業者と交渉する時も流れが判っていないと値切ることができない場合がありますので注意してください。
キッチンリフォームの流れ
キッチンリフォームは次のような流れになります。
- 希望のシステムキッチンの種類を展示会等で確認
- 複数のキッチンリフォーム業者から見積もりを取る
- リフォーム業者を決める
- リフォーム業者と工事などの打合せ
- キッチンリフォーム施工
- キッチンリフォーム完了
特にいつまでにキッチンリフォームをしたいという予定があるなら、早めにリフォーム業者を選定した方が良いでしょう。
悪い業者は、施工期日を長くして料金を高く請求しようとすることがありますので打合せの時確認してください。
リフォーム期間はどれくらいなのか?
システムキッチンを取りかえるなどのキッチンリフォームの場合、一般的にリフォーム期間は、5日から7日程になります。
もちろん、その間、キッチンを使う事はできません。
最近の家の作りでは、キッチンとリビングが同じになっているリビングダイニングキッチンが多いので、工事中はリビングにもいられないかもしれません。
家の中心をリフォームするため、小さなお子様などはリフォーム中、家の中にいない方が無難な事も多いです。
リフォーム期間中に食事をどうするか?子供さんなどもどのようにするのか検討しておきましょう。
まとめ
キッチンをリフォームしたい場合、始めてリフォームをされる方なら、どこから手を付ければ良いのか迷う事も多いと思います。
まずは、色々なメーカーの展示会などに出かけてみると答えが近づくでしょう。
それぞれのシステムキッチンなどを確認してから取扱業者を選ぶと迷わなくて済むことがあります。
見積りは複数からもらうようにして、値下げ交渉の切り札にしてください。
便利なキッチンはそれだけで生活自体を楽しくします。
機能を色々付けなくても、キッチンをリフォームするだけで部屋の印象が変わりますので予算を決めて業者を探してみましょう。